あおとわたし

3人の子供がいます。まんなかのあおは、中間子あるあるなのか、発達特性か、きょうだい児(下の子がダウン症)あるあるなのか、少しこじれ中。年長から児童発達支援つかってます。

不機嫌なあお

昨日は10年に一度といわれる寒波の襲来で、かりんの帰宅前にお汁粉を作った。自然食品の店で買った美味しそうなあんこと、どんと焼きのお土産でもらったパウチのぜんざいを混ぜたら、程よいあずき感でとても美味しかった。

 

あおが帰ってきた時も、「あおー、お汁粉、きな粉餅、海苔もち、なんでもあるよ」と声をかけると「いらない!」という。あまりお餅を食べないのでそんなこともあるかと思ったら「何にも食べない!夜ご飯も食べない!朝ごはんも食べない!」と言ってソファに倒れ込んでいて、いつもおやつおやつとうるさくて食べ終わらないのだからこちらはびっくりして、どうしたの、と色々、色々聞くと、「今日は池が凍ってて遊べなくて悲しかったんだよ!」とおこっている。あらー、そうなんだー、と言ったものの、冬でも池で遊んでいたのか?最近お着替えなんてしてないのに、池に入るわけでもないのに凍ってて困るんだろうか?と、謎である。

 

とりあえずソファでうつぶせているので、ぬいぐるみをちらつかせてみたり、色々するが埒があかなず、まあ寝たらそれまでと放っておこうとしていると、何やらメモに書き付けていたかりんが「見てー、暗号ー。あおでも多分解けるやつ」という。ひらがなの下に数字が色々ふってある書き付けで、それを聞いた途端に漫画みたいにあおが飛んできた。「文字のしたの数字に注目だよ」とご丁寧にヒントまで。あおはしばらく眺めて、「あ!わかったー」といい、「きょうは  なん ようび」と読み上げた。

「そう!」とかりん。「今日は何曜日?」「…水曜日」「だから何?」とわたし。何か好きなテレビとかあったっけ?と思いつつ。

「いや。わからなかったから聞いただけ」というので笑ってしまう。これでやや調子を取り戻したあおはおやつを物色してバナナを食べたり、チョコレートを食べたりしていつもより少しおとなしいくらいのあおになった。

 

しばらくして「池が凍ってて遊べなくて悲しかったの?」と聞いてみると、「いや?みんな氷を割って遊んでたよ」とけろりとしている。「さっきそう言ってたよ。じゃあなんだったの?」と聞くと「ただおちこんでただけ!」というので、「??なんで??」と聞くと結局、「つかれただけ!寝たくなっただけ!」などと言う。そっかー寒かったしねー、と言って、よくわからないけど今日は疲れたということで、話は終わったのだった。おちこんでいた理由を言いたくないのか、おちこんでるの使い方を誤っているのかわからないが、まあ先日の様子なら友達と何かあれば言ってくるだろう。夜は洗面器に水を薄くはり、葉っぱと木の実を入れてベランダに置いた。それで昨日は凍ったと言う子が居たそうな。今日はどうかな。とワクワクしている。凍ってくれたら学校に出す発見ノートに書けるし、朝から氷を確かめてごらんと起こすこともできる(朝、あおを起こすのはたいてい一苦労だから)のでいいなあと思うわたしだった。

 

読んだ本

『あくたれラルフのハロウィン』

『あくたれラルフ おなかをこわす』